新しい治療法の利点は様々

免疫療法で癌を小さくすることは可能ですが、それ以上に効果を発揮するのが遺伝子治療です。癌への攻撃スタイルが根本的に違うところが注目点です。

最も効果を発揮する癌

no.1

胃がん

癌の中でも進行が早いスキルス性胃がんの改善に役立ったのが遺伝子治療です。発見した時には手遅れだった状態も、遺伝子治療を続けることで転移がなくなり、原発巣である腫瘍を極限まで小さくすることができます。

no.2

肺がん

転移が見つかった場合、多くは化学療法と抗がん剤を用いて治療をするのが一般的です。ただ、ステージが進んでいる状態だと、癌三大治療ではお手上げ状態です。即刻遺伝子治療にチェンジし、数か月の点滴と他の治療を組み合わせた結果、明らかに癌が小さくなっていることを症例で発表しています。

no.3

乳がん

女性に多く発症するといわれる乳がんも、遺伝子治療にて完治できた例がいくつもあります。放射線との併用がさらに効果を上げたのでしょう。遺伝子治療でほとんどん癌を死滅できれば、その分他の治療の回数を劇的に減らすことができます。

免疫療法とどう違うのか

白衣の人

免疫療法の仕組みとは?

遺伝子療法との大きな違いは、攻撃の仕方です。免疫療法の場合、癌細胞を見つけて直接攻撃するスタイルなので、体外で大量の免疫細胞を作らないといけません。

細胞を正常化することを意識する遺伝子治療

他の遺伝子を傷つけながら増える癌細胞に対し、癌を抑制する遺伝子を投与し正常化を図るのが主な狙いです。この方法を取られると癌細胞自体も自ら死を選ぶ傾向にあるため、根本的な治療が可能となります。

結局どちらが良いのか

免疫療法だと、癌細胞を探すのに時間がかかり攻撃される前に病状が悪化することも考えられます。また、癌細胞自体に大きな変化がないので、ピンポイントで攻撃しても効果が出るまで遅くなることもあります。遺伝子治療だと、直接攻撃しなくても癌細胞が自ら正常な細胞に変化を遂げることもあり得ます。いずれにしても二つの治療法で多くの実績を残していますから、どれか一つに絞るのではなく二つとも治療方針に取り入れても良さそうです。